プロテオグリカンのお話

「コアたんぱく質」と結合する「GAG」は、以前は「ムコ多糖」と呼ばれていた、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリンなど、体に水や栄養を蓄えて潤いと弾力を保つ、ネバネバした性質を持つ糖の総称です。

プロテオグリカンには、複数の種類がありにます。代表的なプロテオグリカンには以下のようなものがあります。
 • アグリカン:分子量の大きいタイプで、軟骨組織の細胞外マトリックスの主要成分。保水力が非常に高いのが特徴。
 • パールカン:上皮細胞(体の外や消化管など外界に面した箇所を覆う)や内皮細胞(血管やリンパ管など完全に体内にある閉じた管の内側を覆う)を支える基底膜に存在し、肌の健康維持に関係。
 • バーシカン:体内の細胞外マトリックスに広く存在し、細胞の接着や移動、組織の発生や修復において重要な役割を担っています。関節軟骨にとっても重要な構成要素。

目安となる摂取量は?
厚労省が定める目安摂取量や摂取基準はありませんが、一般的に1日あたり10~20mgと言われています。

豊富に含まれている食品は…?
プロテオグリカンを豊富に含む食品として最も知られているのは鮭の鼻軟骨(氷頭)ですが、それ以外にも牛・魚・鶏の軟骨やふかひれ、うなぎ(皮や表面のぬめり成分)、山芋などが挙げられます。60℃前後で熱変性を起こし保水性などを失うので、調理の際には注意が必要です。また、食品ごとの含有量のデータはまだ限られており、「どの食品をどれだけ食べれば何mgを摂取できる」という明確な指針はありません。
含有量が明示されているサプリメントを活用するのも賢い摂取方法のひとつと言えるでしょう。