2011-04-15
  • 研究開発

研究開発記事(その10)

糖質栄養素栄養補助食品が言語処理に関係する脳電位に及ぼす影響

【概要】
本研究では、20-30代の健康な男性20人を対象に栄養補助食品が言語処理に及ぼす影響を調べた。本研究で使用した栄養補助食品は、グルコース及び人体がグルコースから作り出す7つの基本的な単糖類を含有する製品。グルコースは覚醒レベル及び認知処理能力を高めるため、グルコースから変換される他の主要単糖類も同様に、言語処理能力を向上させることが予想された。被験者は一週間間隔で2回、研究施設を訪れ実験に参加した。初回訪問時、各被験者には栄養補助食品またはプラセボを実験前に手渡し、二度目の訪問時には初回と逆のものを手渡した。実験期間中、被験者は文章の後に記載された単語が、当該文章と関連するかどうかを判断するテストを受けた。実験中は脳電位を記録し、2種類の条件別に平均値をとり、反復測定ソフトSPSSを使って分析した。プラセボと比較して、栄養補助食品を摂取した被験者は反応時間が短くなり、同一条件下でERP(事象関連電位)成分である徐波反応の優位な振幅増加がみられた。徐波反応は刺激後、つまり、たった今起きたことに続く刺激や反射への準備と関わりがあるとされている。これらの実験結果は、本栄養補助食品が脳内情報処理に与える促進効果と一致する。


※本論文はマナテック製品の効果・効能を示すものではありません。マナテックのすべての製品は病気の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
 
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Chenghua Wang1,2, R.T. Pivik1,2 and R.A. Dykman11 Arkansas Children’s Nutrition Center, 2University of Arkansas at Little Rock

Supported in part by the Arkansas Children’s Nutrition Center through USDA ARS CRIS # 6251-51000-002-03S and by Mannatech, Inc., Coppell, Texas


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