2011-01-22
  • 研究開発

研究開発記事(その3)

糖質が記憶力に及ぼす影響に関する研究

【概要】
従来の研究では糖質、特にグルコースが認知機能を改善することが示唆されている。グルコースの投与が高齢・若年成人に良好な影響を及ぼすことについては、数多くの研究成果がある。

さらに最近、グルコースおよび他の糖質が45-63歳までの中高年成人の記憶力に及ぼす影響に関する研究も行なわれた。この場合の記憶力には即時および遅延想起、再認、短期記憶、作業記憶が含まれ、総合的な認知機能に関するテストも実施された。

被験者にはグルコース25g、複数の糖質の混合物7g*、およびプラセボとしてのステビアを抽出したものを加えた液体甘味料の3種類のうちのいずれかが、無作為に与えられた。結果、いずれを投与した場合も、認知機能の指標に統計上で有意な影響はみられなかった。しかし、複数の糖質の混合物を投与した被検者群の平均値のパターンからは、認知機能を改善する可能性のあることが示唆された。今後、追加研究の方向性を検討する予定。

 

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Best, T. Bryan J, Burns N. An investigation of saccharide effects on memory performance. Abstracts of the 12th Annual Australian Psychiatry Conference, 2005.

 

 

 


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